だーめーおーやーじくらぶおんらいん

だめなおやじのおんらいんくらぶです。入退会おーるふりーです。

秋のイベント各種(CEATEC、HI-END SHOW TOKYO、ICC OPEN SPACE、シンセサイザーフェスタ2010)

10/9(土)

CEATEC JAPAN 2010

幕張メッセで開催されていたCEATECへ。
CEATEC JAPAN 2010 http://www.ceatec.com/2010/ja/index.html

お目当ては
東芝裸眼立体視3Dテレビ

残念ながら到着した時点(11時前くらい)ですでに人大杉で入場規制中。表舞台のプレゼンでおねえさんがチラ見せしてくれたけど正直よくわからんかった。

■【CEATEC 2010】東芝、グラスレス3D TVなどをアピール -AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101005_398176.html
東芝、グラスレス3Dテレビ、20V型と12V型を12月に発売 | 家電 | マイコミジャーナル http://journal.mycom.co.jp/news/2010/10/05/019/

20インチのほうは1440個ものLEDを使用しているにもかかわらず2010/12下旬に市場価格24万円前後で発売とか。ありえんwww

au S03(SHARP製)
・docomo GARAXY tab(SAMSUN製)

どっちもiPhone/Padの後追いとしてよくできてるが、iOS4に比べるといまいちスムーズさに欠ける感じ。このへんはAndroidの熟成が必要なのか、UIまわりのこなれかたの差なのかよくわからんが、丸1年分くらい差があると思う。

スマートフォン買うのは来年後半にiPhone5が出て以降まで様子見かな。

UQ WiMAX
まったく気にも留めていなかったのだがLet's NoteでYouTubeフルHD動画をさくさくストリーミング再生できるのを体験して本気で導入を検討しはじめた。家の光回線とまとめれば安くつくし、キャリア気にせずwifiiPadなりiPod touchなり買って外で使えるのは魅力的。

帰りがけに秋葉原よって店頭でいろいろ聞いてみた。なんか店舗ごとに展開しているモデルに違いがあるらしい(石丸、ビック、ヨド)。回線価格と付帯サービスも各社微妙に差異が。どうすっかなー、と保留して帰宅。auとまとめて請求にすると3980円/月というのが最安値みたい。

■料金: au one net WiMAXコース | au one net http://www.auone-net.jp/service/connect/mobile/wimax/price/index.html

落ち着いて考えるとモバイルルーターのバッテリーのもちが短すぎる。公称3.5時間とかだとこまめに電源切っても半日持たないだろうし。せめて6時間になればなあ。いっそWiMAX iPadとか出てくれないかな。可能性としてはHTC EVO 4Gくらいか。

iPhoneにはもう戻れない! HTC EVO 4Gを使ってみた − @IT http://www.atmarkit.co.jp/news/201005/26/evo.html

HI-END SHOW TOKYO 2010

■ハイエンドショウトウキョウ2010 公式ホームページ http://www.hi-endshow.jp/

帰りがけに有楽町のハイスペックオーディオ展示会。

自分の年収を余裕で超えるような機材で普段ありえない大音量のサウンドを聞く。メートル単価10万円くらいのケーブルのつなぎかえ実演とか、電波ゆんゆんな感じが楽しくて仕方がない。終始半笑いで心底楽しませていただきました。好きなCD1枚かけれて1回500円とかだったら通いそうなイベント。

つーか、圧縮音源+家で聞ける音量だと今つかってるTA-LV700R&D-202Aで十分に満足だけど、ハイエンドオーディオスペースをレンタルできるサービスどっかないのかね?

スタジオ借りるとかなると大げさすぎるしカラオケボックスだとしょぼいし、買う気もないのにオーディオ屋で持ち込み試聴するのも申し訳ないからなあ。そもそも人前で東方同人とかかけるのは気が引けるwww


10/10(日)

ICC OPEN SPACE 2010

ICC ONLINE | オープン・スペース2010 http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/index_j.html

ICC ONLINE | オープン・スペース 2010 | 展示作品 http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/Works/formariaanechoic_roomversion_j.html
《for maria anechoic room version》2010年 渋谷慶一郎+evala

無響音室のが10/5から開始。暗闇の中、フラッシュとともに上下前後左右を音がぐるぐるしてよい。しかしNHK放送技術研究所のでかいへやで体験した、スーパーハイビジョンシアターの4Kx8K映像+22.2マルチチャンネルのときも思ったけど、サウンドのもたらす臨場感って映像と同等レベルで体感に影響するなあ。

そう思うと十分に満足と書いたばかりのスピーカーやらAVアンプやらを増強しそうな自分がいる。オーディオ沼へようこそ。

ICC ONLINE | オープン・スペース 2010 | 展示作品 http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2010/Openspace2010/Works/aparallelimage_j.html
《パラレル・イメージ》2008年 ゲープハルト・ゼンクミュラー+フランツ・ビュッヒンガー

係員の方がセンサー側で影絵やってくれてようやく意味がわかった。センサーとモニターを1対1でつないで並べた作品。


今回見た作品はどれも、圧倒的な力技感がすごい。電子技術の進歩を物量と体力でねじ伏せるような勢いを感じさせるものばかりで楽しかった。来年2月まで展示してるので、またフラッと立ち寄ってみたい。

シンセサイザーフェスタ2010

シンセサイザーフェスタ2010 http://www.jspa.gr.jp/synthfesta/2010/

午後から晴れたので初台から西新宿まで徒歩で移動。途中で生中を補給、ごきげん状態で本日のメインイベントへ。KORG DS-M01を体験してきました。

■DETUNE ltd. - Official Site - http://www.detune.co.jp/blog/?page_id=7

試遊台はDS Lite(?)が1台。すでに座り込んで熱心に操作されている方が。覗き込みつつ、その場にいたメーカーの方にいろいろ説明をうかがう。たぶんKORGの金森さんだったような。ドラムはそれだけで8パートあってキックが2本あったりハイハットはオープンとクローズで別パート?自分ではいじらなかったのでよくわかんないけど音が厚いなー、という印象。

そうこうしているうちに先に試遊してた人がこちらを振り向くと目をきらきらさせて「これおもしろい!」と言って立ち上がる。喜び勇んで入れ替わりにいじらせてもらう。シーケンサーは範囲指定でのコピー&ペースト、削除とか使い勝手が段違いによくなっている。

音色は選択するだけで基本的にいじれないけど大量かつ多彩なので、普通に曲を作って遊ぶには問題ないはず。音作りを楽しむDS-10とは完全に方向性が違うソフトだとつくづく思う。

ふと振り向くといつのまにか、まわりの人に説明しているのが佐野さんになっている。佐野さんもテンション高けりゃ居合わせた人も「この『ダメ』なリバーブが云々」と、やけにテンション高い(もちろんこの「ダメ」ってのはM1の再現性に対する褒め言葉)。こーれはおもろいわ。

ドラムのカオスモードの操作説明をうかがったので実際試させてもらう。コードの代わりにドラムセットを選択。左下にいくとシンプル、右上にいくと派手な感じになる。しばらくタッチ&スライドするだけでなんだかいい感じのドラムパートができてしまう。

01/Wの音色搭載にしろドラムマシンにしろ、これだけでも別の商品になると豪語するだけのことはある。KORGさんの惜しみないサービス精神には感心しきり。

すでにAmazonで予約してあるので隙はない(konozamaは勘弁…)。しかし発売日が12/31だと実家に配送してもらったほうが良さげだが帰れるかどうか微妙だし悩ましいな。

展示ブースではほかにも電子アコーディオンやeigenharp、TENORI-ONなど、触ってると持って帰りそうになる危険なものがてんこ盛り。最奥には歴代のシンセが演奏可能な状態で大量に並べてあり、音だし放題、つまみいじり放題。これはヤバいイベントだ。

トイレを借りに入り込んだ旧校舎側のクリエイターズ横丁というコーナーではインディーズレーベルやサークルがCDの試聴をいろいろやってたのだが、むしろなんかあやしげな自作ガジェット群に惹かれまくり。

■beatnic.jp http://beatnic.jp/
■Monotron+ http://beatnic.jp/monotron/index.html

KORG monotronを改造してMIDI鍵盤から演奏できちゃったり。すげえ。この発想とそれを現実化してしまうことに感動した。

■米本電音研究所トップページ http://homepage3.nifty.com/yonemino/top.htm
■自作楽器博物館 SYSTEM Yの秘密基地 http://homepage3.nifty.com/yonemino/museum/systemy/systemy.htm

小さな単機能のBOXをつなぎあわせてスイッチ押したりダイナモ回したりして出力の変化を楽しむシステム。豆電球光るよ、すげえ!とか感動してる自分が意味不明www

■楽しい電子楽器 自作のススメ 公式ページ http://homepage3.nifty.com/yonemino/book01/book01.htm

その場で買いたかったが、うかつにも手持ちが1000円くらいしかなかったので帰ってからAmazonで買った。

接続コードの束を肩にかけ、各ユニットの機能を実演しながら嬉しげに説明してくださり、屈託なく笑う米本さんはご自身も含めてアートだと思った。

そういや以前見に行った文化庁メディア芸術祭併催の学生CGコンテスト受賞作品でJamming Gearという音源ブロックをギアで連結して演奏するのがおもしろかったのを思い出した。

どうもこういう音源・フィルタ等の可視化、手触り可能化(?)といったものに自分は強く惹かれるのだな、というのを再認識した次第。この路線は電子工作で自作がメインストリームに思えてきた。電子工作スパイラルへようこそ。


そして帰りにはライオンで生ビール追加。これで芸術・食欲と満喫したので今日はスポーツかな、と思ってたらもう昼過ぎか。あらら。

ほな、また。