あなたの部屋を今すぐ片付ける、たった3つの判断基準
ほんとは今すぐでも3つでもないんだけど、タイトルをこんな風にすると読まれやすいらしいので。
書くきっかけとなったのはこんな話。
こないだうちに来た友達が帰りがけに、部屋がきれいだ、と言ってくれた。
そのときはよく考えずに、物が少ないからね、と答えたものの、いまいちピンとこない様子。
そりゃそうだ。
本棚は買ったときからずっと満杯だし、現行世代の据え置きゲーム機が3台とも棚に並んでる。押入れのなかは床から天井までモノでびっしりだ。
去年引越したときも2t車では入りきらないからできるだけ捨ててくれと業者に言われたくらい。
それでもきれいだと言われるくらいに片付いて見えたのは、
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- 見えないものは無いのも同然
- 見えるものは水平・垂直・平行に
- 直近1年、使わなかったものは余分なもの
という3つの判断基準で片付けているからだと思い至った。以下、詳細だけど無駄に長いから、お暇なときにどうぞ。
1.見えないものは無いのも同然
毎日必ず使う少数のもの以外すべてを、単純に見えないところに押し込む。
大事なのは、すべてのものそれぞれに対して、押し込む場所を1つに決めておくことと、使い終わったら必ずその場所に戻すこと。それだけ。
戻せない・押し込む場所がつくれないものはすべて余計なものなので処分を考える。(処分については3.を参照)
2.見えるものは水平・垂直・平行に
毎日必ず使う少数のものたちは、部屋の中で平行に並べる。
リモコンやキーボード、マウスなども、机の辺に沿ってきっちり並べるとそれだけで片付いて見える。
ペンやハサミ、耳かきなどはペンたてに立て、ペンたて自体は棚の上ではなく中に入れる。
脱いだ服などそれ自体が直線的でないものはおりたたんで直線を作り出すか、垂直方向に吊り下げる。
アンプにつなぐサウンドケーブルとかヘッドホンとか自転車とかも吊り下げる。
空間を垂直に天井まで使うと収納容量も増えるが、見えるところでは圧迫感が増す諸刃の剣。できれば押入れとか台所とか見えないところで。
それでもだめなら3.のように処分を考える。
3.直近1年、使わなかったものは余分なもの
昨シーズン使わなかったものを今シーズン使う?ましてや来シーズン以降は?
好きなだけ置いておけるほど広い部屋ならともかく、押し込む場所がないものたちとあわせて処分を検討。
うちで一番かさばっている本・雑誌の類は、本棚に陳列する「1軍」以外は小さめの段ボール箱に分けて押入れに一時保管。
だいたい3ヶ月おきに入れ替え戦をやって、今回本棚からダンボール箱入りしたものは上のほうに積む。
下のほうに沈んでいったものたちにも2〜3回は敗者復活のチャンスを与えるが、1年通して敗戦し続けたら名残惜しいがさようなら。
その本を実際に処分する前に、図書館で借りられるかどうか、ブックオフ等で容易に再入手できるかどうかを確認。雑誌は要るとこだけ引きちぎってクリアファイルに。
服の類はそもそもあんまり持ってないので擦り切れるまで着て、最後は自転車の手入れや台所の掃除に使ってる。捨てるほどたくさんあるひとには参考にならなくてごめん。
さいごに
上記のうち1.2.は、いったん整頓されたあとの定常的な話。今現在ちらかってどうしようもないという人は、まず3.から実行。
いっぺんにやるとしんどいし無理。1日に段ボール箱1個分とか決めとくと気分も楽。
あと、あたりまえのことだが忘れがちなのは、モノの絶対量が部屋の収納容量より多いと、現在の地球上のテクノロジーでは片付けようがないということ。
収納容量に余裕があれば、新しいものを手に入れても居場所を決めてあげられる。それを思えば片付けもはかどる。少なくとも自分は。
てなことがほかの人の参考になるのかどうかわからんけど、きまぐれで書いたらやけに長くなってしまった。最後まで読んでくれたあなた、どうもありがとう。
また、ライフハック系の各種エントリを参考にしてます。先達のみなさま、ありがとう。
■ちょっとした工夫で部屋をスッキリ見せるための方法 - id:HolyGrailとid:HoryGrailの区別がつかない日記
http://d.hatena.ne.jp/HolyGrail/20090326/1238021469
■汚部屋脱出に役立つ、たった2つのシンプルルール : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
http://www.lifehacker.jp/2009/06/post_925.html
ほな、また。