だーめーおーやーじくらぶおんらいん

だめなおやじのおんらいんくらぶです。入退会おーるふりーです。

Windows7の「XP互換モード」と「XPモード」は別物

どうも混同されていることが多いのですが、この2つは別物です。

  • XP互換モード
    • Windows7上で実行の設定をXP(95〜2000、Vista等も選択可)に準拠させる
    • Home Premiumでも使用できる
    • DirectX対応ビデオカードとかハードウェアそのままのスペック(ゲーム等)
  • XPモード
    • VirtualPC上で動かす仮想XPマシン
    • ProfessionalとUltimateのみで使用できる
    • 仮想マシンのしょぼいスペック(実務アプリ等)

言い換えると、特定のアプリをWindows7上で実行するけれども旧OSの設定で実行するのが「互換モード」で、その旧OSをXPに指定した状態が「XP互換モード」。仮想XPマシンを作ってそのうえでアプリを実行するのが「XPモード」。うちのはHome PremiumなのでXP互換モードだけ使える。

以前のXP環境〜Windows7RC環境で起動ドライブとは別のドライブにインストールしていたソフトを起動するのに、いちいち右クリックして「管理者として実行」をしていたのですが、これ個別の実行ファイルについてそれぞれ設定しておけるのですね。わたしがいまさらようやく気づいたのか製品版からなのか知りませんが。

実行ファイルまたはそのショートカットを右クリックしてプロパティから「互換性」のタブを選ぶと設定項目があります。ショートカットからでも設定できるのが地味に便利。

「特権レベル □管理者としてこのプログラムを実行する」というのをチェックするだけでもだいたい動くから、再インストールすれば普通に動くものも多いはずなんですが全部入れなおすのは面倒なので。

どっちかというとXP互換モードのほうが正当な方法に思えるので、現在は「互換モード □互換モードでこのプログラムを実行する」というのをチェックして選択項目から「Windows XP (Service Pack 3)」を選択しています。東方地霊殿とかDirectX9のdllが必要なのがありましたが、それ以外はいまんとこ全部動いてる模様。

64bit版の場合はいろいろ問題出るかもしれないので入れなおしをお勧めします。案外メーカー製のマシンは64bitしか選択肢ないものが多いんですよね…意外というかMicrosoftが強行に推したのか?まあうちのはこのままあと2年くらい使うつもりですが。

ほな、また。


※2010/2/8追記
互換モードをWindows2000モードにした時のみ、あのウザイUACの確認ウインドウが出ないで即立ち上がるという情報が。

Windows7の互換モード:2000互換だけ特別?
http://freesoft.tvbok.com/tips/win7rc64/2000gokan.html

1. Windows7ネイティブで作動しないソフトは、とりあえず2000互換モードで作動する。
UAC確認ダイアログが出ないだけでもかなり嬉しい。
2. 安定作動するようなら、2000互換で常用。
安定作動しなかったら、98互換かXP互換で常用。
3. 「あれ?この機能使えないぞ?」ってな事になったら、その時だけ2000互換モード利用。
4. 必要な作業が終わったら再び98互換かXP互換で利用。

これはありがたい!